わい
わいがや倶楽部

Vol.3
上海

どこでもスマホ...。 スマホ連動の新しいビジネス!?

電車の中、バスの中、歩きながら、自転車に乗りながら、バイクに乗りながら、車の運転をしながら・・・。コンビニの会計はもちろんスマホ、食事をしながらスマホと、上海の街はまさにスマホだらけ。いつだったかタクシーで上海浦東空港へ高速道路を時速110kmで走行中、いきなり運転手がスマホを使いだした。

「駄目でしょ!」と片言の中国語で言うと、運転手は「没問題 メイウェンティー」(問題ない)。私は「有問題 ヨウウェンティー」(問題ある)。運転手は「真的没問題 ゼンダメイウェンティー」(本当に問題ない)。私は「真的有問題 ゼンダヨウウェンティー」(本当に問題ある)。幾度となくやり取りしたが無駄だった。それ程までにスマホがもはや住民の身体と一体化している上海からスマホの使い方の最新事情をお伝えします。

どこでも乗り捨てできるレンタル自転車

最近なにかと目につくのが、オレンジの車輪のシンプルな自転車。安い電動自転車が流行っているのかなと思い、現地スタッフに聞いて驚きました。実はこの自転車、どこででも乗り捨てられるレンタル自転車なのです。他の都市にもレンタル自転車はあるけれど、決められた場所に戻すのが普通。しかもスマホと連動してるって一体どうなってるのか、興味津々で調べてみました。

まずは簡単な説明。

  1. 自転車についてるQRをスマホでスキャン

  2. 専用のAPPをダウンロード

  3. デホジット300元を支払う(スマホ決済)

  4. APPを起動して自転車のQRを認識

  5. QR確認後自転車のロックが解除

  6. 自転車に乗ることができる

料金は30分1元(1元=約16円)、時間で課金され、利用後にスマホ決済で精算。SIMカードを自転車に搭載しており、自転車の位置を確認することができ、どこに自転車があるかAPP地図上で一目瞭然にわかる仕組み。現在、上海市内だけで3万台あり、これから更に増やす予定もあるとかで、8月からは北京でもスタートしたようです。
ただ、いくら乗り捨てだからって、バス停のど真ん中に乗り捨てというのはちょっと頂けませんね。どうなのかな?もう少しルールを決めた方がいいと思うのですが、何にしても上海では今、若者を中心としたちょっとしたトレンドです。

スマホの効能で素敵な笑顔のおもてなしまで・・・

写真のレストランは今、上海市内でちょっとした人気の西北料理店です。明るい雰囲気のレストランで、中華と洋風をミックスさせた料理も人気の一つです。でも、人気の一番の秘密はその「サービス」。料理は注文してから25分以内に、すべて席まで運ばれてきます。砂時計で計っており、もし過ぎた場合は、料理無料のサービスがあります。それと、フウユウェン(ウェイトレス)のこれでもかという程の笑顔とサービス。魚料理では骨を取ってくれたりもします。ビールも注いでもくれます。昔の中国では、レストラン=不愛想、だったのに変わったものです。

ここまでサービスが向上した裏にもスマホの存在があるのです。というのはサービスが良かった場合はスマホの電子決済で「おこづかい」をフウユウェン(ウェイトレス)にプレゼントするシステムなのです。フウユウェン(ウェイトレス)の胸のバッチのQRにスキャンして、3元あげる。勿論、スマホでの決済です。どこでもかおこづかいの効果は抜群ですね。中国では、このような少額の「紅包」と呼ばれるお年玉のようなものを送る習慣がありますが、今はすべての人たちがスマホでお年玉を送っています。自分の子どもにも、スマホで「お年玉」を渡すようです。時代は変わりましたね。これ程までにスマホを使った決済が上海ではごくごく当たり前のことなんだそうです。ついていけない・・・。昔が懐かしい。

現在の中国では、今回紹介したスマホを使った電子決済サービスが急成長しており、2016年末には10兆元(約160兆円)の取引規模になるようで、中国人にとってスマホは「日常の財布」です。殆どの中国人がコンビニでスマホを店頭でタブレットにかざして決済する一方、財布から現金を探して支払している自分がちょっと恥ずかしくなる時があります(笑い)・・・・。
自分も時代に遅れないようにと思いつつ。もっともスマホを使いこなす以前に、中国語に大苦戦してます。

最後に・・・・

異国の地で初めて見たオリンピックTV観戦
開会式では、携帯電話片手に入場する他国と違い、携帯を持たずブラジル/日本両国の旗を振っての入場。さすが日本選手団って感動し、閉会式では日本の引継ぎセレモニーの演出。特に冒頭で被災地支援への感謝の言葉。日本人の心にまたまた感動して、 開会式、閉会式と2度までも上海の古いアパートで一人ウルウルしちゃいました。日本人に生まれてよかった、そして日本人としての誇りをもっと持たなければと上海の地で想い、安倍マリオを見ながら「次は東京か・・・・」と改めて実感しました。 目まぐるしいスピードで変化し続ける上海。上海の未来は?
そして4年後の自分は何をしているのか・・・・・。全く想像はできませんが、異国の地、上海で閉会式を見ながら「今の自分、頑張れ!」と背中を押されたような気がしました。