わい
わいがや倶楽部

Vol.10 中国

魯迅の故郷。
浙江省、紹興市の老街から。(其の二)

以前に、紹興市の古い街並みをご紹介しました。
がらりと変わって、こんどは、現在の産業を担う生地の市場をご紹介します。

紹興(シャオシン)の中心街から車で約20分。郊外のいたる場所に紡績関係の市場が建ち並びます。元々は広州の出先機関として紹興に建設されたものです。1986年に軽紡城(チンファチェン)と言われる「生地のデパート」ができて以来、軽紡城を中心に小さな露天商も含め、 たくさんの市場ビルが街を形成しています。そして今では、広州の国際軽紡城とともに世界一と言われるほどの大きな取引が行われる、有数の紡績品専門卸市場となっています。

-大きなビルが建ち並びます。これらのすべてが生地問屋です。こうしたビルが街中に何棟もありますから、日本とは規模が違います。

中国国内はもとより、韓国や台湾などのアジア圏。またインドや中東、そして欧米などからファッション産業の関係者がひっきりなしに市場を訪れます。もちろん世界のファッションをリードする日本のアパレル業界の方々も。とはいえ、ここからお気に入りの生地を探すのは、本当に大変ですね。

-アウターに使われる素材が中心の建物。左右両側に生地問屋が並び、通りの先がまったく見えません・・・
生地屋は続くよ~どこまでも~♪

-気がつけば、2階、3階も生地屋です。

-星の数ほどあるのでは?と思うぐらいの生地の数です。無地、チェックやストライプにプリント生地。
それぞれの店頭では様々なテキスタイルが一通りそろいます。
現物の生地があれば小売りもしてもらえるので、その場で2~3mをカットして買うこともできます。

-Tシャツに使われる生地専門の建物。用途別にビルが分かれています。

紹興は昔の街並みが残る観光地として、また世界のファッションビジネスの発信地としても、今なお発展を続ける街です。

担当

編集局 庄村デスク