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わいがや倶楽部

取材リポートわいがやリポート10

大木トオル クリスマスチャリティーイベントショー

「贈る言葉」にご登場いただいた大木トオルさんのクリスマスチャリティーイベントショーが12月22日(金)に大木さんの地元、日本橋ロイヤルパークホテルで行われました。
これはすて犬・被災犬達の殺処分廃止の実現に向けたチャリティイベントで、殺処分寸前を救出されたすて犬・被災犬たちも会場に集まります。

会場入口には50周年を祝うたくさんのお花が届いています。
大木さんはベンEキングと親友で、彼が亡くなった年のコンサートでは歌を捧げています。

アメリカでの活動など大木さんの歴史を振り返るパネルが、思い出の品と一緒に飾られています。
改めてMrイエローブルースの偉大さを感じます。

もちろんセラピードッグ協会の活動も紹介されています。
3.11福島の被災犬の救助。福島のシェルターが閉鎖になった後は、大木さんがそれを引き継いでいます。

コンサート前には、国際セラピードッグ協会主催の支援者レセプションが行われます。
大木代表は日本の現状と殺処分ゼロにむけての思いを語ります。まだガス室は動いている、この現状を変えることに力を貸してほしいと強く訴えます。

そこに光希(こうき)が登場しました。全盲でありながら福島県内を放浪しているところを捕獲されました。
全盲という理由で殺処分の対象になりましたが寸前で救助され、 現在はセラピードッグになるべくトレーニング中です。
光と希望を与えてくれる、名前にはそんな願いが込められているようです。

「50年の魂を込めてシャウトしたい」と大木さん。いよいよ50周年記念コンサートがはじまります。 会場はミュージシャンとしての大木さんのファンや動物愛護の活動を応援するみなさんで満員になります。

1970年代のアメリカに単身渡りブルースの本場の人々のこころを掴みました。
全米コンサートツアーで成功を収めた唯一の日本人ですが、数えきれない苦労を乗り越えておられます。
その魂の叫びがここにはありました。

セラピー犬もステージに登場しました。
「生命あるものは誰も、幸せになる権利がある」と犬の救護とセラピードッグの育成に全力を尽くす大木さんの姿は素晴らしいです。
殺処分を絶対に無くさなければならない。
本当にそう思います。
私にも愛犬がいます。小さなことでも何かできることがあると思います。
これからも大木さん、そしてセラピードッグ協会の活動を応援したいと思います。