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わいがや倶楽部

取材リポートわいがやリポート17

天神さんの合格鉛筆がつなぐバトン

今回で8年目となる、岡地天満宮の「合格鉛筆」の貸し出し。
菅原道真公の自作とも伝わる木像(一般非公開)が所蔵されている、長野県千曲市にある岡地天満宮。
こちらでは、地元の人たちが立ち上がり、二年参り(越年祭)と元旦祭、初天神の日に、受験生の皆さんへ合格鉛筆を“お貸し”しています。
この合格鉛筆、天神さんからお借りした鉛筆で受験をし、合格した折には、ふたたび天神さんへ鉛筆を“お返し”するという縁起物です。
縁起の良い鉛筆は、翌年、翌々年と、リレーのバトンの様に受験生たちへ引き継がれて行きます。
合格回数の多い鉛筆ほど短くて使い込まれており、とっても縁起が良いんだとか。

ものを粗末にせず、昔の様に大切にバトンタッチされていく鉛筆。
天神さんのおぼしめす御心は、最近盛んに言われる「サスティナブル」であったり、「サブスクリプション」そのものなのかもしれませんね。

ところで、この岡地天満宮のある地区は、春になると“一目十万本”と言われるほどの杏の花が咲きほこる、日本一の名所「あんずの里」のすぐそば。
受験生の皆さん、「桜咲く」前の杏の花が咲くころに、ぜひお礼参りに行かれてみてはいかがでしょうか。

リポート/わいがや編集局スタッフ
写真提供/OKG 岡地天満宮氏子青年会