
Vol.32
兎追いしかの山
「兎追いしかの山、小鮒釣りしかの川。」童謡ふるさとの歌詞にも重ねられるような場所、斑尾高原に出かけてきました。
広がる風景に、ふるさとってどんな景色かなぁと想いながら、新鮮な空気をたくさん吸って、心なごむ時間をすごしてきました。

この景色をいただくためにはリフトに乗ります。山の中腹まで行きます。すっかり涼しくなりました。

リフトの下に目をやると、気がつけば、そこは黄色い小花が群生しています。

かのやまテラスとかかれたベンチに腰掛け、からだ中に酸素が行きわたる程の深呼吸を数回。
目をつぶると自然にあの「ふるさと」が頭の中に流れてきます。

看板に書いてある県境をさがしていると、、、もっとわかりやすい表示が。右が長野で左が新潟の看板が。

ベンチの色が判れているのは新潟(海)、長野(山)ということでしょうか?
新潟県の方角を見ると、どうやら遠くに佐渡島が見えます。写真ですとボンヤリとしか見えないのですが。


ウサギよりも今年はクマのほうが心配でした。大自然の中に身を置いてふるさとを口ずさんでみると、小さな自分の存在に改めて気がつきながらも、日々の生活の中で感じる喧騒が浄化される気分になりました。いずれにしても良しとしましょう!
写真・文/編集部スタッフ