わい
わいがや倶楽部

Vol.26

歌舞伎座でクイズに挑戦!

東京銀座の歌舞伎座。
歌舞伎やお芝居は観たことがないけれども、ほんの少しだけ歌舞伎座を体験できるスペースがあります。

地下鉄東銀座駅を出て、おみやげ屋さんを通り抜け、歌舞伎座タワーのエレベーターで5階へと上がります。
はい、おみやげさんでちょっと寄り道! それもいいですね。
和物の商品が、たくさん販売されています。

大きな提灯が目印。エレベーターは左奥です。

エレベーターを5階で降り、案内どおりに左手に回ると、屋上庭園になります。
5階で降りるということは、新設の歌舞伎座タワーの方ではなく、「歌舞伎座の建物」の屋上になるんですね。

歌舞伎にまつわる記念碑がいくつかあります。

ぽかぽかな日差しのせいで、心地がよくなってきました。。。

さあさあ、気を取り直してと。

入口手前の「五右衛門階段」の前に来ました。5階屋上から4階回廊まで続く階段です。
彼の天下の大泥棒、石川五右衛門にも関係があるとか。「絶景かな、絶景かな」

この屋根瓦、実はちょっとした隠し絵があるのをご存知でしたでしょうか?
瓦の先端には、歌舞伎座の座紋「鳳凰丸」が見られます。これらのうちのたった一つが“逆さ鳳凰”になっているのです。
どう逆さなのか? ヒントをちょっと、一羽だけ顔の向きが左右逆なんですよ。
今やパワースポットにもなっているそうで、“逆さ鳳凰”を探し当てたら幸せになれるとか。。。
みなさんも、五右衛門階段でチャレンジしてみてはいかがでしょうか?

4階回廊に来ました。
歴代の歌舞伎役者がズラリとならんでいます。
あの屋号の初代は、いつの時代の役者で、いったいどのようなお顔をされているのだろう? なんて、まあ当時の“イケメン”を探すような感覚でしょうかね。ここの回廊もたいへん興味深い場所です。

肖像画を振り返ると、歌舞伎座第一期から、現在の第五期までのミニチュアも並んでいます。
その時代時代に合わせながら、現在に至ります。

いかがでしたでしょうか?
ひょんなきっかけから、歌舞伎座の歴史に少しだけふれあうことができました。
また嬉しいことに、今回ご紹介させていただいた庭園やギャラリー回廊は、無料で見学することができます。
例のクイズで幸せを見つけに、訪れてみてはいかがでしょうか。

取材/文/写真 編集部スタッフ