わい
わいがや倶楽部

ドイツ人女性僧侶 高津慧心ドロテーさんの
豊樂庵だより

滴水道場を建てる

豊樂庵に寄り添うように、少し小高くなった場所に建設中の「滴水道場」。
2017年、豊樂庵では約19回のリトリートが行われましたが、もっとスペースが必要でした。ヨガやアートなどさまざまな活動をするために、「滴水道場」をつくることを決めました。こだわりの詰まったここは、建設過程にもたのしみがいっぱいです。土壁づくりも、みんなで手伝います。


第五回

いざ豊樂庵へ。木材の移動。

菅平の木材加工現場から、豊樂庵へ木材の移動が始まりました。

何トンもある大きな木材をトラックに積み込みます。
こんな大木を運ぶのですから、それは注意が必要でした。それにこの日はあいにくのお天気。
安全第一で進んでいきました。

最大の難所は、豊樂庵へとつづく最後の山道でした。
傾斜のある曲がりくねった山道は、普通車一台でも狭いと感じる道幅です。
それに大変なことは、豊樂庵ではUターンする場所がないので、トラックはここをバックで上がらなくてはなりません。
「オーライ!オーライ!!」と大きな声がかかります。
トラック運転手さんの技術は見事で、驚きました。

こんな山深い場所です。道路が整備されているわけではないのですから、本当に大変な場所です。
でも、この場所でないと意味がないんです。

大きなクレーン車も、なんとか辿り着きました。
木材をトラックから降ろしますが、足場はぬかるみ大変な作業となりました。

図面に忠実に掘り進めます。手書きの図面、まるでパズルのようです。
そして別の日、木材の最終仕上げをしました。

床組作業に入ります。
ノミやカンナなどで木を削り、木と木の接合部を作ります。大工さんの腕の見せ所です。

床組みが終わったら、下貼りをひきます。
次はいよいよ、柱を組んでいきます。

すこしづつ滴水道場の姿がみえてきましたかね。次の工程が待ち遠しいです。
あとは、お天気がよいことを祈ります。

●次回につづく