わい
わいがや倶楽部

わいがや博物誌

vol.04 洋食屋さんと凧。

「凧の博物館」を訪ねて

〒103-0073 東京都中央区日本橋1-12-10 / TEL 03-3275-2704


東京駅からほど近い日本橋。
長い歴史を持ち、広く知られた洋食レストラン、「たいめいけん」があります。
お昼時には長い行列ができ、数あるメニューのなかでもオムライスは超がつくほど有名ですね。
美味しそうに召しあがるたくさんのお客さんを横目に、そのビルの5階へと上がります。

- 日本橋、「たいめいけん」。


5階のエレベータのドアが開いた瞬間、先ほどのレストランとはまったく違う景色が目の前に広がります。

いきなり圧倒される凧の数かず。
レストランのイメージが残っていたためか、まるで突然に異世界へと飛び込んでしまったような感覚です。
おっと、入場料を支払うことを忘れていました。

- 受付は、エレベーターを降りた右手にあります。

今から43年前の昭和52年、東京日本橋に、凧を常設する世界で初めての小さな博物館が開館しました。
博物館を開いたのは、ここ洋食レストラン「たいめいけん」初代料理長の茂出木 心護 氏。
生粋の江戸っ子が料理に打ち込む傍ら、趣味が高じて集めに集めた世界中の凧が展示されています。
日本の伝統文化でもあり、世界各国にもある様々な凧を、一般の方にも知っていただけたら、そう思って開館なさったそうです。

- 凧にもなっておられる 茂出木 心護 氏。

それでは、ほんの一部ですが、ご覧ください。

- 江戸時代後半から明治にかけて作られた「和凧」。

- “だるま”や“参勤交代”を表現した「連凧」。

- これも凧?なんです。蝶々の標本にしか見えませんが。

- 世界の国々では凧をこんな風に呼ぶそうです。

- 外国の凧は迫力満点。ほんとうに飛ぶのかと思うくらい立体的なかたちをしています。

いかがでしたか?
ここではご紹介しきれない凧が、まだまだたくさん展示されています。

さて、令和2年の年が明け、凧揚げやら独楽回しやら、気づけば正月の風景を見かけることが少なくなったなあと感じるきょうこのごろ。
みなさんは、何かしらの伝統文化を楽しんでいらっしゃるでしょうか?

取材/文/写真 庄村デスク

■ 凧の博物館(KITE MUSEUM)
〒103-0027 東京都中央区日本橋1-12-10 たいめいけん内5F
TEL:03-3271-2704・FAX 03-3273-0575
開館時間:午前11時~午後5時まで
休館日:日曜・祝日
入館料:大人(高校生以上)200円・小中学生100円 <日本凧の会会員(含む家族)無料>
交通:東京メトロ銀座線、東西線、都営地下鉄浅草線「日本橋駅」下車 徒歩約1分

※記載情報は、取材時のものです。詳しくは資料館にお問い合わせください。