わい
わいがや倶楽部

取材リポートわいがやリポート6

フレックスジャパン×文化服装学院
産学協同プロジェクト

Industry-university cooperation


さあ、ついに最終プレゼンが始まります!

最終プレゼンテーション会場は、フレックスジャパンの本社(長野県千曲市)。
生徒の皆さんは前日に高速バスで移動し、同社工場を見学。また会場の準備、リハーサルを行いました。プレゼンテーションにあわせ同社社員がモデルとなり、ファッションショーを行います。また当日は、各メディア関係者や近隣の屋代南高等学校の生徒さんも来場され盛大に開催されました。

「非常にいいテーマでした。モノだけを作るのでなく、ちゃんとコトを考えて作るということをあまりしてこなかった。実際の場面んを考えながらやったということは、今後の彼らの人生に非常に大きな意味がありました。」 生徒を見守ってきた鈴木憲道先生からの言葉。

鈴木憲道先生


1班・テーマ「旅する男はカッコイイ。」

人びとの関心はモノから経験、体験、思い出、サービス、人間関係などのコトに移行しています。その社会背景としてノー残業などがあります。
仕事を決まった時間に終わらせ、自分の時間を増やす傾向に。そこで、男性趣味ランキングに注目しました。1位は〝一人旅〟でした。
旅する男性が着ていきたいと思うシャツを、シーンに合わせて提案します。

自然で癒されるゆったりリフレッシュの旅向けシャツ(海・山)を提案。
・オリジナルプリントを施し、サンセットビーチを思わせるオレンジ色の生地に金粉を散りばめ、夕日に照らされた海面を表現。
・安全さと快適さを重視。リュックで傷まないように袖ぐりに生地を重ねる配慮も。オレンジ色のメッシュを使いベンチレーションの機能とインパクトを持たせました。


2班・テーマ「ファミリーシャツ=ファミシャツ」

モノの快進撃が続き、世の中には便利なモノがあふれかえっています。そんななか人びとの欲求は、モノから心の欲求へと移ってきました。
CMなどを見ても高機能・高性能を売りにしていたモノ売りが、いまや家族と一緒に思い出づくりができるという体験を売るようになっています。
しかし現代には〝孤食〟という言葉もあります。子どもが一人でご飯を食べることを指し、忙しい現代が招く家族のコミュニケーション不足が原因とされています。この問題をシャツで解決したく、ターゲットを家族としました。
家族で一緒に思い出づくりができるシャツ。家族とシャツ=ファミシャツを提案します。

舞台に選んだ参観日。オフタイムのお父さんを男前に演出。ボタンやボタンホールで落ち着いた雰囲気と上品さを演出し、ギンガムチェックや花柄を部分使いすることでお洒落に、そして清潔感を持たせました。また子どもと同じ生地を使うことで絆も深まります。


3班・テーマ「SHIRT×SPORTS」

東京オリンピックを控え、スポーツ人口やスポーツに関心を寄せる人が増えています。関心度の高いスポーツ業界に挑戦することは世界から注目を浴びるチャンスでもあることから、スポーツに着目しました。一つは、各国から集まる応援団へ向けたシャツ提案。これはシャツビルダーを使い、ナショナルチームのオリジナルシャツを作成しるものです。二つめは、スポーツとファッションをかけた「アスレジャー」に着目したシャツの提案です。

シャツビルダーを使い、サッカー日本代表をイメージしたオリジナルシャツを作成。それを着て応援することで、選手と一体となって盛り上がることができます。(左端写真) メッシュやファスナーを使用して作成したアスレジャーシャツの提案(中央写真)。サイドウェイカラーという左右非対称の衿が特徴。


4班・テーマ「CHANGE」

単調な毎日、仕事の行き帰りだけではつまらない・・・そんななか、少しギャップがあったり、新しいことに進んで挑戦する男性は素敵です。
変われる男、変わることを恐れない男が今の世の中に足りないと考え、テーマを「チェンジ」にしました。オンオフのスイッチができるシャツと、普段からスペシャルへ、アジャストできるシャツを提案します。

仕事と遊びをうまくチェンジできるシャツを作りました。ジャケットにも合うシンプルなデザイン。その後、オフでジャケットを脱ぎ、ネクタイを外したとき!ジャケット姿からは想像できなかった華やかなデザインシャツ姿になります。(左写真)
同窓会で着用するシャツをオーダーシステム利用して作成(中央写真)。自分がいきいきと見えるサンライズというカラーイメージから生地を選択し、刺繍などのオプションも選択し制作しました。